太古の美容

最も古くは、約2万年前にも行われたと考えられる、脱毛。鋭利な石器や貝殻を用いて削っていたと思われています。四大古代文明のうちの一つ、メソポタミア文明を担ったシュメール人はピンセットや毛抜きによって脱毛をするまでに文明を発展させたようです。ピンセットは古代世界においても、既に存在し、脱毛を用途として使われていたことが出土品などにより、判っているようです。古代ギリシャの出土品に、青銅でできたピンセットがあるということです。また、代表作「女の平和」で有名な、古代ギリシャのアテネ出身の喜劇作家で風刺作家のアリストファネスは、その作中において、きれいに脱毛しあった女どうしが、大浴場でお話しするという大胆な場面を描写し、笑いをうけています。それほど、広く市民たちによって為されていたか、あるいは流行として、急進的な女性にはせっせとなされていたか、ということになります。時代の象徴といえるほど、印象的な、民族的なシーンです。